Funkadelic / Uncle Jam Wants You (1979)

201304075384コモドアーズ(ライオネル・リッチー)の軟弱なスロウナンバーを聴いた後、むしょうに濃いのが聴きたくなってファンカデリック1979年の“Uncle Jam Wants You”をターンテーブルに...。

ファンカデリックはパーラメントとほぼ同じメンバーながら当初はサイケデリックロック的なアプローチが特徴で敬遠してたんですが、この頃にはパーラメントとあまり変わらないというか棲み分けが曖昧になってきたということです。

201304075387まずA-1“Freak Of The Week”は時代でしょうか意外に大人しいというか洗練されたファンキーナンバーで準備運動といった感じ。続くA-2“(Not Just) Knee Deep”はR&Bチャートを制した15分にも及ぶ長尺ヘビーファンクで、ギターソロも長く入ってファンカデリックらしいナンバー。

201304075385そして、B-1“Uncle Jam”がいかにもP-Funk的なパーティーファンクで最高ですな!分厚いユニゾンコーラスにブーツィーのブリブリとご機嫌なベース、いや~とてつもなく楽しくて踊らずにはいられません。しかし、B-2“Field Maneuvers”は全然P-Funkっぽくないロッキッシュな軽いインストナンバー、続くB-3“ Holly Wants To Go To California”はまさかのスロウ、しかもあり得ないスタンダード調で意味不明...。しかし、B-4“Foot Soldiers (Star-Spangled Funky)”は思わず「キターーーー!」って感じのバカっぷりで楽しげにエンディング...。

遊び過ぎて理解不能な曲も含まれてますが、それでもやっぱり聴いて損なし!なアルバムですね^^

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