Con Funk Shun / Spirit of Love (1989)

02いや~、やっぱり80sファンクっていいですね~。というわけで、もう1枚80sファンクの名盤、Con Funk Shun“Spirit of Love”をターンテーブルに…。

まずA-1“Got To Be Enough”がタイトなリズムに軽快で小気味良いホーンで思わず踊りだしたくなるダンスチューンとなってまして、気持ちいグルーヴを堪能できます。続くA-2“By Your Side”は一転してやさしいヴォーカルに癒されるメロウミディアム、A-3“Curtain Call”は、ファンキーなチョッパーベースがカッコイイナンバーなんですが、メロウさも同居。A-4“Early Morning Sunshine”は、タイトルから想像できる通り少々気だるいというかほのぼのとしたメロウグルーヴが心地良いナンバー、A-5タイトル曲の“Spirit Of Love”は、溌剌とした爽快なポップファンクチューンで気分を上げてくれます。

03そして、B-1“Happy Face”は、フルートの音色が爽やかでサビのメロディがメロウな洗練されたファンクチューンで踊らせてくれます。B-2“All Up To You”はブラコンちっくに静かに始まりますが、美しいファルセットが胸を締めつけるスロウナンバーで、じっくりと聴かせてくれます。B-3“Juicy”は、スウィートなメロウグルーヴが堪能できるポップなミディアムナンバーで、かなり好きな曲。タメを効かせた後の美しすぎるファルセットがたまりませんな^^。渋いサックスソロも効いてます。B-4“Honey Wild”は、じっくり聴かせてくれるスロウナンバー、B-5“Lovestruck 1980”は、疾走感のあるポップめファンクナンバーとなってまして、このテンポに合わせて調子に乗って踊るとメチャクチャ疲れそう…()。

本作は、ファンクバンドが洗練を極めた名盤だと思いますが、あと1歩か2歩ぐらいでポップミュージックにカテゴライズされてしまいそうなライトファンクやミディアム、スロウが楽しめますので、濃いR&Bが苦手なリスナーも聴きやすいかもしれませんね。(→いやいや、私の感覚が相当偏ってるんで、それは無いか…f^^;)。

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