甲斐バンド/THE 甲斐バンド(1986)

1

我が青春の甲斐バンドのアルバムを1stから順に紹介してきましたが、いよいよ私が所有する最後のアルバムとなりました。これは1986年に発売されたファイナルコンサートツアー“PARTY”の武道館ライブから編集されたLPとEPの2枚組アルバムで、枚数限定のオリジナルピック付を当時予約してゲットしました。ちなみにオリコンアルバムチャートは4位を記録してます...。

まずA-1“NIGHT WAVE(ナイト・ウェイブ)”で幕を明けるんですが、観客の手拍子や波のような歓声が熱狂的なライブを伝えてくれます。続くA-2“フェアリー(完全犯罪)”でテンポアップして飛ばしてから、A-3“BLUE LETTER”をじっくり聴かせてくれます。とくに途中で演奏をストップしてアカペラで聴かせるところにはグッときますな。そして、A-4はちょっと懐かしいヒットナンバー“感触(タッチ)”をパワフルに熱唱し、さらにA-5で最初のビッグヒットとなった“裏切りの街角”、A-6“かりそめのスウィング”と昔からのファンを喜ばせます。

で、ここでアルバムのB面に行きたいところですが、当時のセットリストに近い曲順で聴いたほうが楽しめるはずですので、EPを先に聴くことにします。

ジャジーなインタールードを挟んで大胆なアレンジを施したC-1“安奈”は本来のアコースティックな雰囲気はどこへやらでモダンなスロウジャム風で洒落てます。いいですねぇ~。一方、D-1“テレフォン・ノイローゼ”はフォークギター1本をかき鳴らしながらのアコースティックヴァージョンで、サビは観客が大合唱!みんなで歌ってます。手拍子もスゴクて、めちゃくちゃ盛り上がって鳥肌もんです。さらにD-2“ポップコーンをほおばって”はパーカッションを効かせたヴァージョンで、甲斐さんのヴォーカルは力が入って演奏もパワフルこの上なし。

2ここでLPのB面に戻りまして、B-1“冷血(コールド・ブラッド)”をハードボイルドに決めて、続くB-2“ランデヴー”は中期のロックバンドらしい疾走感のあるロックンロールナンバーで大いに盛り上がります。この曲は当時大好きで、恋の逃避行ってやつに憧れて夢にまで見たもんです(苦笑)。そして、パーカッションのイントロに導かれたB-3“観覧者’82”、続くB-4“レイニー・ドライヴ”は、私の手元を離れてしまったラストアルバム“リピート&フェイド”収録の切ないスロウナンバーで大好きな曲...。そしてそして正真正銘ラストとなるB-5“ラヴ・マイナス・ゼロ”も好きな曲で、最後に甲斐さんが「サンキュー、じゃあね」で終演...。カッコいいラストで観客の歓声は悲鳴にも聞こえます(落涙)。その悲鳴がフェードアウトするところに“破れたハートを売り物に”がワンフレーズだけフェードイン&アウトされてまして、この曲が甲斐バンドにとっての重要曲だったことをうかがわせます。

これで甲斐バンドは解散したんですが、その後、いろいろと再結成したりまた解散したり...ファンにとっては甲斐バンドが聴けることは嬉しいことですが、あの頃の甲斐バンドは二度と帰ってこないんですよね...。昨年だったか薬師寺で甲斐バンドのライブをBSで放送してるのを見ましたが、嬉しい反面で何かが違うというか...、やっぱり我が青春の甲斐バンドは当時のライブアルバムを聴いたり当時の映像を見るほうがいいですね。最近、ウチの子供らもはまってる妖怪ウォッチのコマさん風?に言わせていただくと「あん頃の甲斐バンドは、もんげーかっこいいずら」って、今聴きなおしてもそう思いますね...^^。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中