甲斐バンド/流民の歌(1981)

1またまた甲斐バンドのライブアルバムのご紹介です。

本作は3作目のライブ盤で、1980年の箱根湖畔での野外ライブや日本武道館などでのライブを音源とする驚愕の3枚組というボリュームとなってます!

まずはイントロのアフリカン・パーカッションが結構長くて思わず誰のライブが始まるん?と思わせるほど焦らされまくった観客の反応がスゴイことになってるA-1“翼あるもの”で幕を明け、黄色い声が飛び交う中でA-2“地下室のメロディー”、そしてギターがファンキーにロックするA-3“一世紀前のセックス・シンボル”とたたみ掛けます。続くA-4カーテン”は黒くてダークな雰囲気がクールですな。

そして、1枚目B面トップは“嵐の季節”をじっくりねちっこく熱唱し、続くB-2ポップコーンをほおばって”ではイントロから終始ファン絶叫状態、さらにB-3“氷のくちびる”と人気曲の連続で盛り上がっていきます。間奏時の観客の叫び声がライブの熱狂ぶりを伝えてくれます。

2枚目、C-1は私の好きな切なさがたまらないバラード“最後の夜汽車”で静かに熱く始まり、続くC-2には今もなおクリスマスシーズンに流れてくる大ヒットナンバー“安奈”で盛り上げた後のC-3“二色の灯”を渋く決めてクールダウン。

そして2枚目の裏面となるD-1“きんぽうげ”では、ここでもパーカッションをインタールード的に使って観客を焦らしてからのイントロだけで大歓声!で大いに盛り上がります。途中のギターソロでも「キャ~!」と大歓声。まるで会場にいるかのような臨場感が味わえますな。続くD-2は低いベースラインに導かれて黒くそれでいてポップに歌われる“涙の十番街”ときて大ヒットナンバーD-3“HERO(ヒーローになる時、それは今)”なんですが、観客が一緒に歌ってますな。まさに大合唱。会場にいる観客はさぞ一体感に包まれていたことでしょう。あぁ、羨ましい...。で、最高潮に盛り上がった後は渋いバラードナンバーD-4“LADY(レディー)”を熱くソウルフルに熱唱...。黄色い声援がスゴクて当時の人気ぶりがうかがえますな。

2もぉ満腹状態な気もしますが、さらに3枚目、E-1はアルバム未収録でシングルヒットした“ビューティフル・エネルギー”で松藤さんの甘いヴォーカルがいい箸休め?になって、続くE-2はディスコ時代を感じさせる疾走感溢れる“汽笛の響き”で再び甲斐さんのヴォーカルが炸裂!このブギーなノリが黒くて私的には最高です。そして、終演後でしょうか?場内アナウンスの流れる中、帰らない観客がテレフォン・ノイローゼやヒーローを歌いながらアンコールの大合唱があって、E-1のシングルB面に収録された同じくアルバム未収録のE-3“荒馬”が静かに始まります。そして、軽いノリが素敵なE-4“天使(エンジェル)”。いいですね~。終わった後の大歓声がものスゴイです。

3さて、3枚目の裏面です。観客のテンションは最高潮のままF-1“漂流者(アウトロー)”。叩きつけるような甲斐さんのヴォーカルが熱く胸に迫ってきます。アンコールの大合唱の中、ラストとなるF-2100万$ナイト”が始まるんですが、ここで初めて甲斐さんのMCが入ります。「逝ってしまったジョン・レノンのために...」ですよ。かみしめるように歌詞を大切に切々と、徐々に熱く魂の叫びを感情のままに吐き出すかのようなヴォーカルに感動...(涙)。

本作は人気絶頂期の貴重な記録として後世に残るライブアルバムだと思いますが、アナログだと3枚組で表裏合わせて6面...、さすがに面倒臭いですね(苦笑)。←CDだと2枚組であるんですけどねぇ~。

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