甲斐バンド/地下室のメロディー(1980)

1ちょっと久しぶりになりましたが、オークションで格安にほぼ全てのアルバムをゲットした我が青春の甲斐バンドのアルバム紹介です。

今回は、バンドとしての年間観客動員数でNo.1だった充実期に発表された“地下室のメロディー”をターンテーブルに...。

まずA-1“漂泊者(アウトロー)”はテレビドラマの主題歌としてシングルヒットしたハードなナンバーで、失恋した際に一人さびしく聴くと歌詞に思いっきし共感できるんですなぁ...(最低な状態を唄ってるんだけど最高!)。サウンドもホーン、ピアノ、ギターの使い方がとてつもなくカッコイイ。続くA-2“一世紀前のセックス・シンボル”は歌詞が今だったら絶対問題になってしまいそうにヤバイんですが、サウンドはホーンセクションやらギターにしても相当に黒くてファンキーで個人的には大好きなナンバー。

そして、A-3“ダイヤル4を廻せ”は松藤さんがリードヴォーカルで甲斐さんがコーラス(サビ?)を担当するナンバーなんですが、ギターがなんとなくローリングストーンズっぽかったり、ホーンセクションも小気味良くてカッコイイ。ピアノによるインタールードを挟んでA-4“スローなブギにしてくれ”も絶妙な間というかタメをとったサウンドがカッコイイナンバー。途中に入る甲斐さんの語り(セリフ)も渋い。A面ラストの“聖夜”はアコースティックなサウンドがやさしく響く切ないクリスマスナンバーとなってます。

さて、B面トップはタイトル曲となる“地下室のメロディー”で、アラビアンちっくで妖しげなイントロに導かれて粋なストーリーが展開されるナンバー。続くB-2“街灯”は“安奈”に似たメロディのアコースティックナンバー、B-3“マリーへの伝言(メッセージ)”はウォーキングテンポのポップで楽しいサウンドに軽めに歌われる甲斐さんのヴォーカルがいい感じに響くナンバーなんですが、ホーンセクションの使い方などはアメリカのポップめファンクバンドのようで聴きやすいですね。ラストとなるB-4“涙の十番街”はボトムの低いサウンドにギターやピアノの使い方が印象的でこれまたカッコイイナンバーとなってます。

甲斐バンドは日本のローリングストーンズなんて言われたこともありましたが、本作は甲斐バンドのアルバム中で音楽的に最も黒いアルバムかもしれません。あ、ローリングストーンズは音楽ファンならルーツが黒人音楽であるブルーズにあることは周知の事実ですが、私の周囲の若い方には御存知ない方も多いんで、蛇足だとは思いつつ書いてしまいました...。

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