Cameo / She’s Strange (1984)

たまにはいいんじゃないかとエレクトリックファンクな時代のラリー・ブラックモン率いる(リストラして4人組となった)キャメオ“She’s Strange”(1984)です。

まずなんといってもA-1タイトル曲“She’s Strange”がいいですね~。ラップで始まるんですが、当時としては新しいサウンドだったであろうタイトかつクール極まりないエレクトリックファンクが展開されます。ちなみにR&BチャートNo.1となったようです。続くA-2“Love You Anyway”は、ポップなミディアムナンバーで爽やかなコーラスが効いてます。

そして、A-3“Talkin’ Out The Side Of Your Neck”はハードなギタープレイとラップまじりのヴォーカルにホーンまで絡んでくるブラックロック的な曲で、好き嫌いが出そうなヘヴィなナンバーとなってます。

A-4“Tribute To Bob Marley”は、タイトルから分かるとおり意外なレゲエナンバーとなってます。ボブ・マーリーが亡くなって...ということなんでしょうが、なぜレゲエ!?という感は否めませんなぁ...。

さて、レコードを裏返してB面1曲目の“Groove With You”は、ゆったりしたミディアムファンクでシンセが印象的なゴキゲンなナンバーで、B-2“Hangin’ Downtown”はモロにブラコン的でサックススロウも洒落たスロウナンバーでじっくりと聴かせてくれます。

そして、ラストとなるB-3“Le Ve Toi!”は、実に疾走感溢れるファンクナンバーとなってまして、ひじょうにバラエティに富んだ内容で楽しめるアルバムですな。ちなみにアルバム自体もR&BNo.1となってます。

ところで、80年代中期ともなると、それまで隆盛を極めた大型ファンクバンドが時代の音を表現できずに次々に失速していったわけですが、キャメオは80年代終わりのニュー・ジャック・スウィング旋風が吹き荒れる直前までメンバーをリストラしながら、新しい音でファンクを表現することに成功した数少ないバンドの1つで貴重な存在となってます。その新しい音で表現されるファンクは、従来のファンクとは似て非なるサウンドですので、けっこう好き嫌いもあるようです...(ちなみに私はどっちも大好きですf^^;)。

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